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XTAROT エクスタロット じゃんけんカードゲーム『ばとけん』 batoken

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XTAROT エクスタロット じゃんけんカードゲーム『ばとけん』 batoken
概要

このカードセットは、手の型で勝負判定をする遊び「じゃんけん」に様々な手の型を追加して『ばとけん』と呼ぶゲームにしたものです。推奨人数は2人から8人です。



基本的な遊び方

カードは7種類あります。最初にどのカードを何枚使うかを決めておきます。合計で(プレイヤー人数+1)の倍数にするのが良いでしょう。カードを伏せた状態で混ぜてから等しい枚数のカードを配り、同じ枚数の残りを山にします。ここから1回戦が始まります。山の上から1枚をめくって表向きにします。「ばとけん、ぽん!」の合図とともに、手札から同時に1枚のカードを出して見せ合います。このとき、山からめくった1枚も勝負に参加しています。勝った人は目の前のテーブルにそのカードを表向きのまま縦に置き、負けた人は横に置き、並べていきます。これは後で数えるためです。以上を手札が無くなるまで繰り返し、ゲームの勝者は、最終的にいちばん多く勝った人になります。山が勝ったときは次点のプレイヤーが勝者です。勝者が複数いるときは、勝った手型の数字の合計が小さいほうが真の勝者です。



カード一覧
グー
グー
フデ
フデ
チョキ
チョキ
イド
イド
カモ
カモ
パー
パー
イイネ
イイネ
裏面
裏面


XTAROT エクスタロット じゃんけんカード batoken
勝敗判定(衝突とすくみ)

『ばとけん』では、同じ手型を出した人がいたら負けになります。これを「衝突」と言います。その回の勝負は、残りの手型で判定します。全員が「衝突」したときは全員の負けになります。従来のじゃんけんは、石(グー)・鋏(チョキ)・紙(パー)の3種です。石は鋏を折って勝ち、鋏は紙を切って勝ち、紙は石を包んで勝ちます。この3つが同時に出た場合は優劣が付かず、通常は引き分けになります。これを「すくみ」と呼びます。しかし『ばとけん』では、鋏が「すくみ」を断つと考えて、鋏の勝ちにします。



ケルトの井戸じゃんけん

ケルト文化圏では井戸が神聖視されたため、現在のフランスとドイツの一部地域では、井(イド)を加えた4種の手型によるじゃんけんが知られています。井は、鋏と石を落として勝ちますが、紙には塞がれて負けます。


四元相関図・井戸じゃんけん


XTAROT エクスタロット じゃんけんカード 井戸じゃんけん相関図 batoken



筆じゃんけん

井戸じゃんけんに筆(フデ)を加えて5種にしたものを筆じゃんけんと呼びます。筆は、井に墨を入れて勝ち、紙に落書きをして勝ちますが、鋏と石には負けます。


五元相関図・筆じゃんけん


XTAROT エクスタロット じゃんけんカード 筆じゃんけん相関図 batoken



ばとけん

筆じゃんけんに、鴨(カモ)と良(イイネ)を加えて7種の手型にしたものを『ばとけん』と呼びます。鴨は、井から逃げ出して勝ち、筆と紙を突いて勝ちますが、鋏と石には負けます。各手型は、数字を表しています。これは豊洲市場の競りで使われる指数字とほぼ同じです。石(グー)=0、筆(フデ)=1、鋏(チョキ)=2、井(イド)=3、鴨(カモ)=4、紙(パー)=5、良(イイネ)=6、です。ここで6の良は、他の偶数に勝ちますが、奇数に負けます。(→七元相関図・ばとけん)。鋏が絡まない「すくみ」が生じたときは、数が大きい手型を勝ちとします。


七元相関図・ばとけん


XTAROT エクスタロット じゃんけんカード ばとけん相関図 batoken

勝敗まとめ 次の順序で判定します

(0) 山から1枚をめくってから全員で「ばとけん、ぽん!」
(1) 同じ手型で衝突したら負けて脱落
(2) 「すくみ」とは無関係に負けていたら脱落(相関図で判定)
(3) 鋏を含む「すくみ」なら鋏(チョキ)の勝ちで終了
(4) ここまで残っていたら数字の大きい手型が勝ち




XTAROT エクスタロット じゃんけんカード batoken
参考文献

[1] 柴崎銀河:"チョキ勝ちじゃんけん", 米光一成の表現道場 (2017/5/20)、同 Blog "ちょきじゃんけん" (2017/6/23)。
[2] 柴崎銀河:"井戸じゃんけんカード" , 銀河企画 (2018/1/29)。
[3] 柴崎銀河:「チョキじゃんけん」, 銀河企画・数理科学セミナー 2019年2月号。
[4] 柴崎銀河:「井戸じゃんけん」, 銀河企画・数理科学セミナー 2019年3月号。



(参考)球磨拳

熊本には古くから「球磨拳(くまけん)」というじゃんけんに似た遊びが伝わっています。手型は0から5までの数字を表していて、一つ大きい数字が勝ちます。ただし、0は5に勝ちますので、強弱はぐるりと周回関係になります。それ以外の離れた数字は引分け(あいこ)になります。『ばとけん』を使って図示すると次の通りです。なお、実際の球磨拳では、2は親指と人差指の二本を立て、1は親指を立てる良の型になります。


XTAROT エクスタロット じゃんけんカード 球磨拳相関図 batoken



マニュアル
pdfファイルをダウンロードしてご利用ください。
『ばとけん』には、これ以外にも多くの遊び方とオプションルールがあります。

XTAROT エクスタロット ばとけん カード 総合マニュアル game batoken

ばとけんカード総合マニュアル

考案者=柴崎銀河


ばとけんカードについての総合マニュアルです。




パッケージ

XTAROT エクスタロット じゃんけんカード パッケージ batoken
XTAROT エクスタロット じゃんけんカード パッケージ batoken



販売

じゃんけんカード《ばとけん》

XTAROT エクスタロット ばとけん 販売 batoken


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「ばとけん」は有限会社銀河企画の登録商標です(登録第6175902号)





システムデザイン:柴崎銀河  
    イラスト:双星たかはる
    協力:米光一成
   協力:草場純





関連リンク
XTAROT エクスタロット セミナー seminar

柴崎銀河「チョキじゃんけん」ーーー チョキじゃんけんは《引分けならばチョキの勝ち》という新しいルールを普通のジャンケンに追加した遊びです。 参加人数が多くなったとき、グー・チョキ・パーをどんな比率で出せば有利になるのか、引分けになる確率はどの程度下がるのか、をシミュレーションで求めました。 (銀河企画・数理科学セミナー2019年2月号)


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